ブリティッシュ・コロンビア(B.C.)には、ファーストネーション、メティス、イヌイットなど、20万人を超える先住民族がいます。1万年以上にわたり、先住民族は、現在B.C.と呼ばれる土地に住んでおり、30以上の異なるファーストネーションの言語とおよそ60の異なる方言を使用する203の異なるコミュニティで構成されています。
B.C.政府は、B.C.のファーストネーションおよび先住民族との間で真に永続的で有意義なパートナーシップを築くことに取り組んでいます。B.C.に投資する多くの大手企業は、先住民族政府との協力関係に基づくビジネスモデルをすでに導入しており、その結果、投資とビジネスの実現性が向上しています。宣言法(Declaration Act)により、さらなる協力の機会が促進され、先住民族政府との良好なパートナーシップが構築しやすくなります。
2019年11月、B.C.は先住民族の権利に関する宣言(宣言法)を導入しました。B.C.は、このような法律を可決したカナダで最初の州であり、世界でも最初の法域の1つに数えられます。宣言法は、B.C.に先住民族との協議と協力の下、必要なあらゆる措置を講じて『国連の先住民族の権利に関する宣言』に準拠する州法を制定するよう義務付けています。
宣言法は和解の道筋を探り、州政府と先住民族政府が、すべての利害関係者の利益のために協力する方法について、明確で透明性のあるプロセスを定めています。尊重されるパートナーとしてB.C.の先住民族に協力的に関わることにより、投資のリスクを軽減する良好な条件が生まれ、プロジェクトに確実性と明確性がもたらされ、あらゆる人にとって有意義な社会的成果が達成されます。
関係を構築し、情報を共有して、協議プロセスを円滑に進めるために、計画段階のできるだけ早い段階で先住民族と関わることをお勧めします。また、B.C.のファーストネーションのコミュニティとの関わりの促進では、当チームもご支援を提供いたします。
B.C.は、さまざまなプログラムやサービスで先住民族や組織と提携して、先住民族コミュニティの社会経済的条件と成果の改善を目指しています。こうしたプログラムとサービスは、先住民族の言語、文化、遺産の保存と促進、意義のある経済発展とビジネス機会の発展、先住民族政府の財政力の向上などを通じて、先住民族の自己決定を促進することを目指しています。
B.C.全土にファーストネーションがパートナーシップの構築に取り組んでいる事例は数多くあります。しかし、これらのパートナーシップはどのように築かれたのでしょうか? 成功の基盤を築くために踏んだ手順 このビデオでは、ファーストネーションやビジネスリーダーに、コミュニケーション、コンサルティング、コンセンサス構築など、パートナーシップ構築のカギについて話してもらいます。
BCAFNは、B.C.の203のファーストネーションを代表し、擁護する進歩的で革新的な団体で、自給自足と活気のあるコミュニティの構築に取り組んでいます。Learn more about specific First Nations Communities and the BCAFN’s role in economic development.
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