未来に向けたクリーンテック労働力の構築

ブリティッシュ・コロンビア州（B.C.) は、画期的なクリーンテクノロジー企業のメッカです。大規模かつ多様性に富み、熟練したその労働力は、州政府による強力な支援とともに、セクターの成功促進の原動力となっています。B.C.のバンクーバーの新しいCentre for Clean Energy and Automotive Innovation（クリーンエネルギー＆自動車イノベーションセンター）に対するB.C.州政府による2億7,100万ドルの投資を受け、同業界の継続的成長見通しは明るいと言えるでしょう。

Vancouver Community College（バンクーバー・コミュニティカレッジ）のキャンパスに建設される同センターは、いくつかの最先端のキャリアを対象に最大1,400人を訓練します。これには、風力タービン技術者、電気自動車のゼロエミッション車専門家、その他さまざまなクリーンエネルギー設計や技術に焦点を当てたキャリアが含まれます。建設は2027年までに完了する見込みです。

同センターへの投資を通じて、州政府は世界クラスのクリーンテクノロジー企業のための将来的な人材パイプラインの拡大を支援することになります。B.C.のクリーンテック企業は、革新的な新しいシステムやプロジェクトの研究、開発、商業化のリーダーであり、「2023年グローバルクリーンテック100」にはB.C.のクリーンテック企業6社が参加しています。

同センターは、州政府によるCleanBCの2030年までのロードマップを補完することになります。このロードマップは、州内のゼロエミッション車（ZEV）の販売・リース数の増加を目指しています。B.C.は、ゼロエミッション車販売割合の100%義務付けを制定した世界初の管轄区です。2022年の軽量自動車販売のうちZEVは18.1%を占めるなど、北米におけるZEVの1人当たり普及率はすでに最高水準に達しています。  2018年以来、CleanBCを実践することで、B.C.は、重要な新規投資先として、また世界的に拡大する低炭素製品やサービス、技術への需要に応えていく業界としての地位を確立しています。

新しいセンターに対するB.C.州政府の支援は、ブリティッシュ・コロンビア州がグリーンイノベーションの最前線に立っており、クリーンテクノロジーへの投資とパートナーシップの機会に理想的な環境であることを示すもう一つの証明でもあります。

B.C.のクリーンテック・セクターを新たな高みへと押し上げている、B.C.の競争優位性、協力的な州政府、そしてセンター・オブ・エクセレンスの詳細については、LinkedInおよびTwitterでフォローするか、B.C.貿易投資庁の代表者にお問い合わせください。