ブリティッシュ・コロンビア州(B.C.)は、豊富な天然資源と、教育を受けた経験豊富な労働力を備えた最高の投資拠点であり、イノベーションとサステナビリティにコミットしています。コロナ渦は、B.C.を含む世界の貿易に深刻な影響を与えました。グローバルサプライチェーンの崩壊によって、国内取引の増加を探索し、経済を力強く再生させるための基金を築くべく、各州・各地域の経済協力を強化する必要があることが浮き彫りになりました。
2021年3月、ブリティッシュ・コロンビア貿易投資庁は、オンタリオ州政府が主催する初のトゥルーノース自由貿易フォーラムに参加しました。このイベントは、ターゲットを絞ったビジネスのマッチメイキングセッションと、キーノートスピーカー/ビジネスパネル/バーチャルトレードショーを組み込んだ2日間のプログラムの2つの内容で構成されていました。キーノートスピーカーには、元カナダ銀行総裁のStephen Poloz氏、OpenText CEOのMark J. Barrenechea氏が登壇しました。Poloz氏は、州の貿易障壁を解体することがカナダ経済全体にどのような利益をもたらすかについて言及し、自由貿易圏の再現やインフラへの投資など、コロナ後に政府が経済成長をどのように支援できるかについての提言しました。
900名以上が参加したレセプションは目覚ましいもので、州間貿易増加の必要性を感じさせるものでした。このイベントには、ブリティッシュ・コロンビア州から80社以上の企業と州政府代表者がバーチャルで参加し、貿易大臣Honorable George Chow氏から歓迎の言葉をいただきました。B.C.から参加した著名な企業には、Save-On-Foods、Choices Market、Kardium Inc.、1QBit、Starfish Medicalなどがあります。セッションとパネルディスカッションでは、カナダ全土のターゲット地域市場の最新の業界トレンド、ビジネスインサイト、機会を企業に紹介しました。2日間のライブストリーミングでも、州間および領土間の貿易と現在の現地市況が紹介されました。また、業界の専門家は、カナダ全土のターゲット地域市場に関するビジネスインサイトと機会を共有しました。フォーラムではエネルギー、農業食品・健康・生命科学の3つの主要分野に焦点を当てていましたが、パネルスピーカーは技術・サプライチェーン・物流・輸送にも言及しました。
ブリティッシュ・コロンビア州の豊富な資源は、汎カナダ貿易で多くの恩恵をもたらしています。2020年には、B.C.の木材製品が、カナダの木材製品輸出全体の41%を占めています。2020年のカナダの水産製品輸出総額の20.4%を、B.C.の水産製品輸出が占めています。さらに、ブリティッシュ・コロンビア州はサプライチェーン管理と物流のエキスパートであり、昨年はバンクーバー国際空港を含む6つの空港が北米のトップ空港にランクされました。B.C.では、発電電力の98%以上がクリーン、または再生可能な資源から生まれています。B.C.は、クリーンテクノロジー分野を発展させるための多数のイニシアチブと相まって、低炭素製品と汚染削減技術に対する需要の高まりに大きく応えることができます。
このイベントは、カナダ全土の企業を結びつけることで、カナダ企業がカナダ国内で事業展開と市場拡大を支援するよう目指しました。コロナ渦が経済格差を拡大した一方で、各州が力強い経済回復に向けて前進するという統一目標のもとに結集しました。この完全なバーチャル体験は、時差と移動の障害を超えて、業界の専門家と市場拡大を渇望する企業が一堂に会するものとなりました。BC貿易投資庁のイベントや活動に関する通知を受け取るには、LinkedInまたはTwitterでフォローしてください。
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